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ことわざ、名句に健康を読む

  「医食同源」、「食は医なり」などはよく聞くことばですが、食物それは同時に薬であるということで す。中国の「薬膳料理」はこの考え方をよく表わしています。高血圧、脳卒中、心臓病、糖尿病、肥満、痛風などの成人病は食生活のゆがみで生じます。またが んも食品と密接な関係があります。

 近年小児成人病が注目され「わが子を成人病で殺す法」という物騒なことがまじめに言われています。子供の好きな「(オムレツ)、(カレーライス)、(アイスクリーム)、サン(サンドウィッチ)、(ハンバーグ)、(ヤキソバ)、(スパゲティ)、(メダマヤキ)、すなわ ち「オカァサンハヤスメ」や、ファーストフード、インスタント食品を多食させ、それに運動不足(どこへ行くのも車、家ではテレビ)が加わると肥満、糖尿病 をつくり、確実にかわいい子供を病気にする危険性を言っているのです。「三つ子の魂百まで」、幼い時の家庭の味、すなわち食塩や砂糖の好 み、肉、魚、野菜の好みはおとなになっても基本的には変わらないものです。いわゆる「おふくろの味」も「オカアサンハヤスメ」のようなメニューばかりです と、かえって害をなすことになります。「早期に成人病になる悪い生活習慣、特に悪い食習慣はほとんどすべて幼児期に形成される」のです。

 「病は気から」、「気軽ければ病軽し」、「養生に身が痩せる」、「心配は身の毒」、 これらのことわざは、健康な時も病気になっても心の持ちかたが大切なことを示しています。しかし、ストレスから逃げられない現代生活、あまり気ばかり無理 をするとストレス病にかかります。自律神経失調症、心身症、心の病、ノイローゼなどです。ストレスを解消する術、またはストレスに克つ生活術が必要です ね。「陽気は美徳、陰気は悪徳」です。明るい気持ちが大切です。

 「言色常和(ごんじきじょうわ)」、「和顔愛語(わがんあいご)」、すばらしいことばですね。穏やか なやさしいことばと和やかな顔、表情は周囲の人々をあたたかく包みます。「愛語よく回天の力あることを学すべきなり(道元禅師)」、愛語と はやさしいことば、回天とは衰えが回復し再び勢いづくという意味です。 病気に悩む人、特ににお年寄りにはやさしいことばが最高の治療法ではないでしょうか。

 正月の酒がまずくなるかもしれませんが、最後に酒について一言。「一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒人を飲む、三杯は酒人を飲む」、 「酒は百薬の長」、「酒は百毒の長」、「酒は飲むべし、飲まるるべからず」、その他たくさんありますが、要す るにほどほどにとどめるべきだということです。

 「健康は大いなる財産」、「健康は富に優る


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